サプライヤーにAriba Networkへの参加を依頼すると、サプライヤーはまず最初に、ネットワークへの参加によりサプライヤーにどんなメリットがあるのか、その理由、そしてどんなコストが生じるかを知りたいと考えます。
貴社がSAP Aribaソリューションに投資することによって、ネットワークの利用と自動化を通じてプロキュア ツー ペイ プロセスのすべてまたは一部を向上させようとしていることを説明します。貴社とサプライヤーがAriba Network上でつながることによって、両社ともに処理の加速化とエラーの減少を実現でき、例外を最小限に抑え、容易にコラボレートできるようになります。
サプライヤーのビジネスの規模やタイプに応じて、例えば、次のようなメリットも考えられます。
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貴社がサプライヤーから少量の購買を行っている場合、そのサプライヤーにとっては、タイムリーで予測可能な支払が主なメリットになります。
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サプライヤー間で処理する発注書や請求書の数が増えれば増えるほど、高い正確性と効率により、時間の節約とコスト削減率が向上します。
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ネットワークを通じてサプライヤーのカタログにアクセスしている場合、そのサプライヤーはその他のバイヤー間でも存在感が高まり、売上を伸ばせる可能性があります。
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ウィン・ウィンの関係を築けることが、恐らく最大のメリットと言えるでしょう。そうすることで、サプライヤーも、貴社を得意先と認識して関係を深めていくようになるでしょう。
コストについて
サプライヤーに対するAriba Networkのサブスクリプションと料金は、以下の要素によって決定されます。
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12カ月の間にAriba Network上で処理されるドキュメント数
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その業務で必要とされる自動化テクノロジーとサポートのレベル
サプライヤーによるAriba Networkの利用が拡大するに従ってサブスクリプションレベルは高くなり、コラボレーション機能、自動化機能、マーケティング機会の拡張につながる、より高度な機能やツール、サービスを利用できるようになります。
サプライヤーが支払う料金の計算方法については、このページから、サプライヤーが拠点を置く地域の料金スケジュールをダウンロードしてください。